2017年11月19日【マイルチャンピオンシップG1】のデータ分析・予想です!
京都競馬場 1600m(芝・外)定量 3歳以上オープン
2009年に8歳でマイル王の栄冠を勝ち取ったカンパニー以後、単勝1番人気馬の勝利が途絶えており、翌2010年に13番人気のエーシンフォワードが、2014年に8番人気のダノンシャークが優勝するなど波乱も起こっています。
その一方で、2013年は上位3着以内を1~3番人気馬が占め、2015年は3着までを4番人気以内の馬が占めているように、ファンから高い支持を受けた実力馬同士の決着となった年もあります。
非常に傾向が読みづらい秋のマイル王決定戦。可能な限り分析してみます!
【データ①】
■GⅠを除く直近の成績に注目!!
まず過去10年の出走馬について近走の成績に注目すると、3着以内馬はGⅠを除いた直近のレースでの着順が「1着」・「2着以下」の2組からそれぞれ15頭ずつ出ていますが、好走率では「1着」組が大きく上回っています。
そこで、「2着以下」に敗れていた馬について、該当レースでの勝ち馬とのタイム差別に成績をまとめると、「0秒3以内」組が3着以内馬の数でも好走率でも「0秒4~0秒9」・「1秒0以上」組に大きな差をつけています。GⅠを除いた直近のレースで「1着」だった馬や、「2着以下」に敗れていたとしても小差の敗戦だった馬には注目。
【データ②】
■近2走の着順をチェック!!
過去10年の出走馬について、前々走と前走との着順別に成績を調べると、好走率が最も高いのは「前々走と前走共に1着」だった馬で、連対率・3着内率でそれに続くのが「前々走より前走の着順が上」組となっています。さらに「前々走と前走の着順が同じ(1着を除く)」組が続いて、「前々走より前走の着順が下」組は好走率が最も低くなっています。連勝中の馬や、前々走から前走で着順を上げている馬の方が、上位争いに加わる可能性が高い傾向があるようです。
【データ③】
■直近の芝1600m以下のレースでの人気をチェック!!
過去10年の出走馬について、過去4走のうち直近の芝1600m以下のレースでの単勝人気別に成績をまとめると、連対馬20頭中18頭は該当するレースで5番人気以内の支持を受けています。過去4走のうち直近の芝1600m以下のレースでの単勝人気は、注目しておいた方が良さそうです。
【データ④】
■近走の芝GⅠ好走実績は評価すべき!!
過去10年の出走馬について過去4走以内の芝のGⅠでの最高着順別に成績をまとめると、過去4走で芝のGⅠに出走経験があるかないかで連対率に差が生じています。また、3着内率を見ると「1着」~「3着」の3組が25%以上の数値を記録しており、他の組をリードしています。
近走で芝のGⅠに出走した経験があり、さらにそのレースで上位争いに加わっていたような馬は軽視禁物!
【データ⑤】
■前走の4コーナーでの位置取りにも注目!!
2013年以降の過去4年間の優勝馬について、前走の4コーナーでの位置取りをチェックすると、4頭いずれも「5番手以内」という前方の位置取りで4コーナーを通過しています。
前走で4コーナーを「5番手以内」で通過していた馬は頭の片隅に入れておいた方が良さそう。
それでは、上記を踏まえて予想といきましょう!!
予想
◎:サングレーサー
〇:レッドファルクス
▲: サトノアラジン
△:ペルシアンナイト
☆:ウインガニオン
注:レーヌミノル
この6頭で3連単BOX勝負! ※データ元:JRA