2017年11月25日【ラジオNIKKEI杯京都2歳ステークスG3】のデータ分析・予想です!
京都競馬場 2000m(芝)馬齢 2歳オープン
今年で4回目となる京都2歳Sは、1959年から続く伝統のオープン特別を前身とする重賞競走である。オープン特別時代を含む過去16回の優勝馬16頭中、2001年のアドマイヤドン、2002年のエイシンチャンプ、2009年のヴィクトワールピサ、2012年のエピファネイアの計4頭が後にJRAのGⅠで優勝を果たしました。また、この他にも2010年のマーベラスカイザーが中山大障害(J・GⅠ)を、2013年のトーセンスターダムがオーストラリアのトゥーラックH(G1)を制すなど、活躍馬を次々と輩出してきたレースです。
【データ①】
■キャリア2戦以内の馬が中心!!
《通算出走回数別成績(過去10年)》
過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、通算出走回数が「2戦以内」。一方、「3戦以上」だった馬は3着内率14.0%とやや苦戦しています。過去の戦績を比較する際は、キャリアが浅い馬に注目。
【データ②】
■前走の着順と人気に注目!!
《前走の着順別成績(過去10年)》
過去10年の3着以内馬30頭中26頭は、前走の着順が「2着以内」だった。基本的に前走好走馬が強いレースと言えそうだ。
《前走の着順が「3着以下」だった馬の、そのレースの単勝人気別成績(過去10年)》
なお、前走の着順が「3着以下」だった馬のうち、そのレースの単勝人気が「3番人気以下」だった馬は3着内率6.3%と苦戦しています。
前走で3番人気以下かつ3着以下だった馬の巻き返しは難しそう。
【データ③】
■距離適性がポイント!!
《JRAの1800m以上のレースにおける連対経験の有無別成績(過去10年)》
過去10年の3着以内馬30頭中、2009年3着のダノンスパシーバを除く29頭は「JRAの1800m以上のレース」において連対経験のある馬です。
ちなみに、2009年は出走頭数が5頭と少頭数であり、この年を除くと該当馬19頭が全て4着以下に敗れています。
1800m未満のレースでしか好走経験がない馬は軽視してもいいかも。
【データ④】
■10頭立て以上の年は内枠優勢!!
《出走頭数が10頭以上だった年の枠番別成績(2010~2012、2015、2016年)》
出走頭数が10頭以上だった年(2010~2012、2015、2016年)における枠番別成績を調べると、「1~4枠」の馬が3着内率50.0%と優秀な成績を収めている一方で、「5~8枠」の馬は3着内率15.2%と苦戦しています。極端な少頭数にならなければ、内寄りの枠に入った馬を重視した方が良さそう。
それでは、上記を踏まえて予想といきましょう!!
予想
◎:タイムフライヤー
〇:スラッシュメタル
▲:グレイル
この3連単1点勝負! ※データ元:JRA